身体障害者が健常者に勝つには

私は生まれた時から障害を持っていて、幸い手術が上手くいって常に必要とするような補助はあまりいらずに普通に生活は出来たので学校も健常者と同じように通った。

卓球の方も普通の人と同じように練習し、戦ってはきたのだが、高校生になって同級生や先輩のパワーや運動する時の持久力は確実に自分との差がついてきて、シェークに移行しても競り合うことがペンの時よりも多くなったのだが、勝つ事は少なくなった。

 

勝てない原因として思いついたのが、

1、単純に皆強くなった。

2、シェークにしてから決定力が欠けた。

3、安定感が無くなった。

4、ペンでやっていたものがシェークになってやらなくなった。

 

この中で考えると、、、やっぱり1番目と4番目だと思う。決定力はペンの時にやっていた点が1番とれるサーブをペンに持ち替えてやっているし、安定感はペンの時よりもドライブとブロックの威力や入る確率が圧倒的に増えたのであまり考えられない。

となると、1番は当たり前だから4番をどうにかしなければいけない。ペンやっていたものといえば、、、YGサーブと裏面ドライブの威力があったなぁ、とは思う。シェークでは、、、確かにやってないしバックドライブの威力も無い。

 

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 YGサーブを出したくてもこのようにラケットを持って打つと、ドライブなどを打つ時のラケットの持ち方に戻すまでの時間がかかるので次の球を打つまでの戻りが遅くなり(両手で戻さないと安定して持てないから)、結局次の球に反応出来ない。

 

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バックドライブは人差し指や中指がどうしても画像のように持てず、手首が動く範囲が狭くなり結果的にドライブの回転が下がって、安定性も悪くなる。

なので、やはり粒高や表ソフトで変化をつけていくしかないのかもしれない。

粒高で勝つには、コースをついてブロックやプッシュをするだけでも単調な攻め方をする選手や粒高が苦手な人には勝つかもしれないが、よく言われるのことが、粒高はボールのスピードが遅いので変化に慣れている人にはカモにされやすい事だ。

カモにされない為にはやはり、カット性ショートや前後の揺さぶり、サイドスピンブロックを多様することや、
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はたまた、このドイツのフィルス選手のようにバックはカットし、フォアではカットせず攻撃を中心としたプレーをするのもいいかもしれない。そうすれば、前陣で粒高の変化に慣れられてバンバンドライブを打たれるよりも、切れた下回転とナックルカットを織り交ぜて戦った方が勝てると思う。

なんにせよ、粒高を買わなければ始まらないので打てたらまた言おうと思う。では。